×
なごみの郷の特別養護老人ホームは、最大10名をひとつの生活単位(ユニット)として、1ユニットごとに専用の居住空間を設け、そこに専任のスタッフを配置するユニットケアを行っています。全部で3つのユニットがあるのですが、そのうちのひとつで「ユニットリーダー」として、食事の介助など、利用者の方の生活サポートをはじめ、ユニットメンバーの指導や、勤務シフトの作成などを行っています。なごみの郷では、各ユニットのリーダーが集まる会議が定期的に開かれているのですが、そこでは、各ユニットの日常業務についての報告とともに、今後試していきたい取り組みなどについても意見交換しています。毎回全員で積極的に改善提案を出し合うのですが、みんなとても前向きで、「サービスの質をさらに高めていこう」という、ユニットリーダーの熱意がひしひしと感じられます。なごみの郷の介護への姿勢が現れた、とてもよい場ですね。
私は、毎日職場に来ることが本当に楽しくて、「仕事」という意識がほとんどないくらいなんですよ(笑)。「今日は利用者さんとどんな話をしよう」「今日もいっぱい笑ってくれるかな」など、楽しみがいっぱいで、仕事というよりもおじいちゃん・おばあちゃんと交流しに来ているという感覚。それでお給料をいただいていいのかなって思うことすらありますね(笑)。もちろん夜勤などもあるので体力的に疲れることはありますが、きちんと休日もあるし、残業もほとんどないので、プライベートも充実させることができます。入居者の方々のステキな笑顔が見られて、貴重な経験ができるこの仕事は、まさに自分の天職だと思っています!
日常業務のなかで大切にしていることは、やはり利用者の方への「声がけ」ですね。「おはようございます」などの基本的な挨拶はもちろん、その時々の気持ちをできるかぎり敏感に察知して、「喉が乾いたんじゃないですか? お茶にしましょうか」など、積極的に声がけするようにしています。
例えば認知症の方は、記憶力が衰えていきますが、感情は残るんですね。だから、不快な思いをさせないよう、ていねいで温かいコミュニケーションを心がけています。そして、利用者の方が楽しそうに笑ってくれると「良かった!」って、とても大きなやりがいを感じます。とくに、気難しいと思っていた方と仲良くなれて心が通じ合えたと感じられたときは、最高に嬉しいですね。ありがたいことに、ご家族から「ここに入所させてもらえて本当に良かった」って言っていただけることもけっこうあります。でも私からすると、私の方こそ、利用者の方から幸せをもらっているような気持ち。なごみの郷には喜びや感動がいっぱいです!
人間関係がとても良いことが、和敬会の大きな魅力のひとつですね。プロ意識が高く、互いに高め合える仲間だと感じています。より優れたサービスを提供するための試みに各自が自発的に取り組むなど、みんなとても向上心が高いです。 そしてチームワークも抜群。私はユニットリーダーという立場上、若いスタッフをフォローしなければいけないのですが、その私のフォローをベテランの方がしてくれるなど、みんなで協力し合う風土が確立されていると思います。
そしてスタッフは、みんないい意味で個性的。表裏がまったくない人、いつも笑顔でとにかく明るい人、シャイで控え目な人、すごく効率的な人、男性なのに妙に女子力が高い人など(笑)、いろんな人がいますが、見事にバランスが取れています。
また、介護の仕事ってブラックな環境と思われがちですが、和敬会は、まったくそんなことはありません。基本的に残業はありませんし、もし残業したとしても、きちんと残業代は支給されます。さらに、さまざまな研修に施設負担で参加させてもらえるなど、現場の人間のことをしっかり考えてくれているので、とても働きやすい環境だと思います。
現状に満足せず、さらに知識や技術を身につけ、よりよい介護ができるようになりたいと思っています。そのためにも、たくさんの研修に参加してどんどん成長していきたいですね。また、外国ではどのような介護を行っているのか、日本の介護とどう違うのかなどについても興味があるので、チャンスがあれば海外の介護施設を見学してみたいとも思っています。日本と海外では介護制度自体が違うので、そのまま採り入れることは難しいかもしれませんが、何かしら参考になる取り組みがあるはずです。
また、新たなサービスのひとつとして、「小旅行」のようなことができたらいいなと、ひそかに考えています。私は、別の施設で数年働いてからなごみの郷に入ったのですが、以前勤めていた施設で小旅行のイベントがあったんです。そして、それに参加した入居者の方の笑顔がとてもステキで、今でも忘れられなくって。いつかなごみの郷でも小旅行を実施して、入居者の方にとびっきりの笑顔になってもらいたいなと思っています。
※新卒採用の方はマイナビもしくはリクナビよりエントリーください。